Hyper-V 2019 であれこれ

パソコン工房で面白そうな端末を売っていたので、 Hyper-V 2019で遊ぼうと購入しました。

NEC の「PC-MK25UCZGU」(PC-MK25U/C-R)というものです。

中古のため、本体と電源ケーブル以外がなかったのですが、レガシーっぽいインターフェースが無かったのでそそりました(笑)


内蔵されているHDDは、購入時の起動確認で遅め(SSDに慣れているので)だったので、家では起動する前に余っていた?SSDに入れ替えることにしました。

また、メモリも4GBしかないため増設しようとしたのですが、そもそもどのような構成(メモリの種類から増設できるのかどうかまでw)になっているのかどこにも記載がなかったため、まずは開けることにしました。


開ける方法が全然わからなかったのですが、リア(裏面)の気になるネジをとりあえず外してしばし悩んでいましたが、気になるでっぱりがあるので、これまさか・・・と思って、でっぱりのあるほうの側面をフロント(表面)にスライドさせてみると取れました!(笑)

メモリは増設しようと思っていたのですが、カバーを外しただけではメモリが見えず、まさかの交換不可かと思いましたが、HDDを外すと下にありました。

HDD(SATAでした)は見た目通り?ネジを一つとって、スライドさせたら取れましたので、交換はそんなに難しくなかったです。

メモリ(DDR4 SO-DIMMでした)を4GBx1から16GB(8GBx2)にして余裕を持たせました

※ちなみに、全て時期的に微妙な製品でしたので、帰宅後に開けてから、部品を買いに行きましたw


さて、Hyper-Vをインストールするか!ということになり、とりあえずRufusでHyper-V Server 2019 のイメージをUSB メモリに焼き付けてインストール!

まぁインストール自体は問題なく終わりました。


起動後にパスワードの設定をして、その後、まさかのネットワークカードのドライバーが無いことがわかりました。

Hyper-V Serverでネットワーク使えないって意味わかんないですよね(笑)

調べてみたら、I219-Vのドライバが無いというエラーっぽかったです。

ドライバが無いなら入れりゃいいじゃん!ってことで、ダウンロードしてインストールしようとしましたが、デスクトップOSじゃないからダメだよって怒られました(笑)

ドライバーなのでOSの種類なんてどうでも良くないか?と困っていたら、良いサイトを発見!よくお世話になる山市良さんのページです。

Server Core App Compatibility FoD (2019 用)の件

上記を参考にして下記を実行

Add-WindowsCapability -Online -Name ServerCore.AppCompatibility~~~~0.0.1.0
Add-WindowsCapability -Online -Name Browser.InternetExplorer~~~~0.0.11.0

※この時はUSBのEthernetポート増設ポートを利用していました。

これでデバイスマネージャーからドライバの更新とかを出来るようになったため、指定したドライバを適用することが出来るようになりました。

※Windows Admin Centerではドライバを他のものに付け直すことが出来なかった


さて、ここからなのですが、たぶんHyper-V Serverを使う人が余りにもいなさ過ぎて情報が少ないのですが、みなさん大変な誤解をしています。

そもそもリモートデスクトップとかリモート管理はログイン後のsconfigで有効にできるため、コマンドでの設定は一切不要です。

リモートデスクトップを有効にしておけば、設定を中からできますし、リモート管理を有効にしておけば、外からWindows Admin Centerで管理できるので、普通は困らないと思います。

細かい設定をHyper-V管理マネージャとかでしたい場合や、他の何かをしたい場合のみ、コマンドでごにょごにょすれば良いと思います。

※よくあるのがnetshでのルールを弄るタイプですが、あれって今となっては、設定が多く、そもそもどこにあるのかすらわかり難いGUIのOS向けのように思えます。
 Windows Admin Centerで済む場合は不要だと思います。

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