Hyper-V上にXCP-ng(xen環境)をインストール
さて、Hyper-VのマイグレーションがActiveDirectory必須なので面倒だとは当初から思っていました。
しかし、お手軽に設定できるのはかなり魅力なのと、ハードウェア系のツールを入れるのに非常に便利なので重宝していました。
※ドライバー系がWindowsのものを流用できるのは非常に魅力的
みなさんはXenServerを覚えていますか?
Citrixの製品ですが、ライセンスが改悪され、ライブマイグレーションと聞いて思いつく機能がフリーで利用できなくなってしまいました。
しかし、お手軽に利用できるHyperviserとしてはかなり優秀な部類です。
※ドライバ類も充実しており普通に利用するだけならVMwareよりも簡単
そんなライセンス改悪よりオープンソースで実現しようというプロジェクトが立ち上がりました。
そう、XCP-ngです。
これはXenとXen Orchestraを組み合わせたものです。
有料版を利用すると各種エンタープライズ機能が有効化されます。
とりあえず、無料版のインストールのために四苦八苦した記録を残します。
2.Hyper-VにVM環境を作成する
Hyper-Vの第一世代で作成する必要があります。
クライアントHyper-Vであれば設定画面から正しく設定できますが、Hyper-V ServerからではうまくいかないようなのでPowerShellを利用して設定することにしました。
ということで、少しPowerShellが混じります。
基本的に私はWindows Admin CenterのPowerShellで設定していますが、Hyper-V Serverに直接入力しても問題ありません。
>New-VM -Name "vm2019xcpng1" -Generation 1
※vm2019xcpng1がVMの名前になります。同一の名称は全て同じものを指します
3.Windows Admin Manager で設定する
これは私の環境がHyper-V Serverだから発生している作業です。
同等の作業はクライアントHyper-V上でも設定できるはずですので、そこは頑張ってください。
以降の作業を実施します。
〇メモリ容量を設定する
空きメモリ容量を意識して設定してください。
〇CPUの設定をする
・仮想プロセッサの数を設定する
・入れ子になった仮想化を有効にする
〇ディスクを追加する
・インストールOSイメージの追加
ダウンロードしたやつを指定してください。
・仮想HDDの追加
しかし、お手軽に設定できるのはかなり魅力なのと、ハードウェア系のツールを入れるのに非常に便利なので重宝していました。
※ドライバー系がWindowsのものを流用できるのは非常に魅力的
みなさんはXenServerを覚えていますか?
Citrixの製品ですが、ライセンスが改悪され、ライブマイグレーションと聞いて思いつく機能がフリーで利用できなくなってしまいました。
しかし、お手軽に利用できるHyperviserとしてはかなり優秀な部類です。
※ドライバ類も充実しており普通に利用するだけならVMwareよりも簡単
そんなライセンス改悪よりオープンソースで実現しようというプロジェクトが立ち上がりました。
そう、XCP-ngです。
これはXenとXen Orchestraを組み合わせたものです。
有料版を利用すると各種エンタープライズ機能が有効化されます。
とりあえず、無料版のインストールのために四苦八苦した記録を残します。
1.XCP-ngをダウンロードする
以下からダウンロードする
https://xcp-ng.org/#easy-to-install
2.Hyper-VにVM環境を作成する
Hyper-Vの第一世代で作成する必要があります。
クライアントHyper-Vであれば設定画面から正しく設定できますが、Hyper-V ServerからではうまくいかないようなのでPowerShellを利用して設定することにしました。
ということで、少しPowerShellが混じります。
基本的に私はWindows Admin CenterのPowerShellで設定していますが、Hyper-V Serverに直接入力しても問題ありません。
>New-VM -Name "vm2019xcpng1" -Generation 1
※vm2019xcpng1がVMの名前になります。同一の名称は全て同じものを指します
3.Windows Admin Manager で設定する
これは私の環境がHyper-V Serverだから発生している作業です。
同等の作業はクライアントHyper-V上でも設定できるはずですので、そこは頑張ってください。
以降の作業を実施します。
〇メモリ容量を設定する
空きメモリ容量を意識して設定してください。
〇CPUの設定をする
・仮想プロセッサの数を設定する
・入れ子になった仮想化を有効にする
〇ディスクを追加する
・インストールOSイメージの追加
ダウンロードしたやつを指定してください。
・仮想HDDの追加
4.PowerShellで設定する
同上のため、以下は参考程度にお願いします。
〇入れ子になった仮想化を有効にする
何故かWindows Admin Centerで設定されたことを確認できないため念のため。
>Set-VMProcessor -VMName "vm2019xcpng1" -ExposeVirtualizationExtensions $true
〇CPU互換性を有効にする
こちらも念のため。
>Set-VMProcessor -VMName "vm2019xcpng1" -CompatibilityForMigrationEnabled $true
〇VHDディスクサイズを調整する
Windows Admin Centerで設定するとディスク容量を設定できないため適当な容量に変更する。
>Resize-VHD -Path "C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Hyper-V\Virtual Hard Disks\vm2019xcpng1-3.vhdx" -SizeBytes 512GB
※~.vhdx は自動生成されたディスクのフルパスを指定してください
※書かなくてもわかるかと思いますが、念のため、512GBはディスクのサイズ
〇レガシーネットワークアダプタを追加する
ネットワークアダプタを設定しないといけないのですが、レガシーにしないといけないためコマンドで設定する。
もちろんクライアントHyper-VはGUIで問題なく設定できます。
>Add-VMNetworkAdapter -VMName "vm2019xcpng1" -IsLegacy $true -Name "LegacyNWAdpt001" -SwitchName publicsw
※publicsw は外部接続可能となるスイッチの名前。ここに指定したネットワークに接続できる
〇MacAddressSpoofingを有効にする
これを有効にしないとXOAでネットワークデバイスを認識できない。
>Get-VMNetworkAdapter -VMName "vm2019xcpng1" | Set-VMNetworkAdapter -MacAddressSpoofing On
5.ブート順の修正
ほとんど意味ありませんが、DVD⇒HDD⇒PXEになるようにしてください。
以上で準備が整いました。
6.インストール
後のインストールや設定はググったら出てくるのでそちらを参照してください。
※単純に疲れただけ(笑)
ほとんどXenServerベースでインストールが可能です。
7.Xen Orchestra(WEB)を設定する
WEBから管理する場合に入れるコンテナのようなVM環境です。
WEBから管理する場合に入れるコンテナのようなVM環境です。
当初、XOAのインストールがよくわかりませんでしたが、基本的にはサイトに書かれている通り、XCP-ngのコンソールに「bash -c "$(curl -s http://xoa.io/deploy)"」を入力するだけです。
いくつか入力を求められるので、ドキュメントを確認して設定してください。
あまり難しいことは求められないので適当に入力しましょう。
静的IPアドレスを設定する場合は難解かもしれませんが、何とかなるでしょう(笑)
dhcpの場合は設定したIPアドレスを確認する手段が存在しません。MACアドレスを確認後にDHCPサーバでIPアドレスを確認しましょう(ドキュメントに記載されている)。
dhcpの場合は設定したIPアドレスを確認する手段が存在しません。MACアドレスを確認後にDHCPサーバでIPアドレスを確認しましょう(ドキュメントに記載されている)。
また、ドキュメントを参照して作業を実施すると登録を求められます。
アップデート用の登録はサイトへの登録したIDとパスワードでログインしてください。何も購入する必要はありません。
いろんな画面でアップグレードを求められるのと、エンタープライズ向けの機能が一部利用できないだけで、基本的なものは利用できるはずです。
アップデート用の登録はサイトへの登録したIDとパスワードでログインしてください。何も購入する必要はありません。
いろんな画面でアップグレードを求められるのと、エンタープライズ向けの機能が一部利用できないだけで、基本的なものは利用できるはずです。
上記を含め、これからXOAを検証していきます。
でゎ★ノシ
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