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PowerDNS を久しぶりにインストール(2019/06)

内部のネットワーク用にDNSが必要になったのでDNSサーバーとしてお手軽に設定ができるPowerDNSを設定してみたら、以前とかなり変わっていたのでメモ。 以前までと違う点:  再帰問い合わせ機能の喪失 超大きな変更点です。 設定ファイル(/etc/pdns/pdns.conf)に項目があると、エラーが出て起動すらしてくれません。 この再帰問い合わせ機能は何かを説明すると、ドメインの設定をDNSサーバーにするのですが、全てのドメインの設定はしません、設定されたドメイン以外のドメインの問い合わせが来たら指定したサーバーを見て返答するという機能のことです。 つまり、現在のPowerDNS(4.1以降)は完全に切り離されたプライベートネットワーク用と考える必要があります。 しかし、さすがにそれはおかしいと思って考えてみると、PowerDNSには以下の2種類があります。 ・PowerDNS Authoritative Nameserver ・PowerDNS Recursor で、今までの会話で出てきているのは最初の「Authoritative Nameserver」のほうです。 元々再帰問い合わせ用のサーバとして「Recursor」が存在しているのでこちらをフロントに持ってきたら解決です。 ということで、PowerDNSの設定編(笑) いつもの通り CentOS 7 (1810)での設定です 1.MariaDBをインストール 2.PowerAdminをインストール 3.PowerDNS Authoritative Nameserverをインストール 4.PowerDNS Recursorをインストール(工事中) 1.MariaDBをインストール 1-1.EPELの設定 # yum -y install epel-release 1-2.MariaDBのリポジトリ追加 ※参照:https://mariadb.com/kb/en/library/mariadb-package-repository-setup-and-usage/ # curl -sS https://downloads.mariadb.com/MariaDB/mariadb_repo_setup | sudo bash # yum -y u